冬はもちろん、夏場もエアコンによる空気の乾燥で一年中加湿器は欠かせません。
乾燥はアラフォーママには大敵!
加湿器を上手に使ってお肌にいつも潤いを保ちたいですね。
しかし、加湿器は手入れを怠ると危険!
せっかく風邪予防や肌の保湿のために加湿をしても、雑菌をばら撒くことに!!!
最近は加湿器専用の除菌剤が市販されています。
でも、コスト(値段)や効果が気になりますよね?
種類やコスト、効果などを調べてみました。
前回の記事で加湿器の種類と選び方、お手入れ方法をご紹介してますので合わせて参考にしてください。
Contents
加湿器の雑菌の危険について
小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、加熱式の加湿器はやけどの危険がある為危険ということこともあり、最近は気化式や超音波式の加湿器が主流になってます。
しかしこれらは、加熱して除菌されないので、タンク内やフィルターなどに雑菌が湧きやすく、まめにお手入れをしないと、雑菌を空気中に拡散そして浮遊してしまいます。
特に気をつけたいのが、「レジオネラ菌」と「カビ菌」です。
高齢者の施設で加湿器のレジオネラ菌に集団感染をし、肺炎を引き起こし、亡くなられたニュースも報道されました。
厚生労働省のホームページでも注意喚起されています。
Q.5:加湿器などからの感染を防ぐためにはどうしたらよいですか?
超音波振動などの加湿器を使用するときには、毎日水を入れ替えて容器を洗浄しましょう。レジオネラ属菌は60℃では5分間で殺菌されるので、水を加熱して蒸気を発生させるタイプの加湿器は感染源となる可能性は低いとされています。
また、循環式浴槽(追い炊き機能付き風呂・24 時間風呂など)を備え付けている場合は、レジオネラ症を予防するため、浴槽内に汚れやバイオフィルム(生物膜。細菌で形成される「ぬめり」。)が生じないよう定期的に洗浄等を行うなど、取扱説明書に従って維持管理しましょう。汚れや「ぬめり」を落としてレジオネラ属菌が増殖しやすい環境をなくすことが大切です。引用:厚生労働省
- 加湿器のタンクの水を毎日交換すること
- 定期的に汚れや、滑りを落として雑菌が湧きにくくすること
そしてさらにおすすめは
- 雑菌が湧きにくくするための除菌剤を水に混ぜること
除菌剤ってご存知でしょうか?
加湿器の除菌剤(除菌水)とは
最近は、加湿器を販売しているお店では見かけることも多くなってきました。
ドラッグストア、電気屋さん、雑貨屋さんでも売ってます。
加湿器のタンクの水の雑菌が湧きにくくする為に混ぜる液体です。
タンクに入れる固体の物もあります。
いろいろある除菌成分、抗菌成分
- カチオン性界面活性剤(リバルス)
- 陽イオン界面活性剤
- 次亜塩素酸
- フェノキシエタノール
- アルコール類
- カテキン(お茶の成分)
- ヨウ素
- ユーカリ、ティートリー、ラベンダー、などのアロマ成分
- グレープフルーツ種子、ヒバ、笹、柿渋やニームなどの植物性抗菌成分
- 銀イオン(Ag)
- ナノプラチナシールド
- ゼオライト(沸石)
- 貝殻焼成カルシウム
- クエン酸
など、人工的な物から、天然成分の物まで様々です。
この中でもカチオン性界面活性剤というのはあまり聞きなれない成分ですね。
ヘアリンスや柔軟剤にも使用されていて殺菌作用がある界面活性成分で、人体への毒性はアルコール類よりも低いそうで、病院や介護施設などでも広く利用されていて、コストも低い。
除菌剤には液体状の物とスティックや袋状になっていて、物理的なイオンなどの効果で除菌するものもあります。
ちなみに韓国で問題になっている除菌剤の「ポリヘキサメチレングアニジン(PHMG)」という化学物質を使った製品は、日本製にはありません。
加湿器の種類で選ぶ除菌剤
除菌剤を選ぶ上で、実はなんでも除菌剤を入れられる訳ではないんです。
お使いの加湿器の種類によっては合わない、もしくは使えない除菌剤があります。
あなたがお使いの加湿器はどのタイプですか?
加湿器は大きく分けると
- 加熱式(スチーム式)
- 気化式
- 超音波式
とあります。
加熱式は高温になるので、そもそも除菌効果がありますので必要ありません。
気化式と超音波式は除菌剤が必要です。
この中でも、超音波式は特に除菌剤が必要ですが、ほとんどの除菌剤が使えます。
気化式はフィルターを使用している為に使えない(メーカーがおすすめしていない)除菌剤があります。
除菌剤どれを選ぶ?
楽天市場で人気の除菌剤を集めてみました。
機種によっては使えないものもあります。
また、有効成分は何か、コストなどを調べましたので参考にしてください。
抗菌ミスト1000ml
有効成分:リバルス(特殊カチオン性界面活性剤)
形状:液体
対応機種:加熱式、フィルター式(気化式)は使用不可 超音波式のみ可
使用容量:タンク1L=10ml(100:1)
コスト:1Lあたり約30円くらい
加湿器の除菌タイム
有効成分:エタノール、カチオン系抗菌剤、柿シブエキス
形状:液体
対応機種:全ての加湿器に使用可
使用容量:タンク1L=2.5ml(400:1)
コスト:500mlと1Lの商品ではコストが変わりますが、水1Lあたり5.4〜7円くらい
NANO消臭25ml
有効成分:白金
プラチナシールド技術を使っているので、無添加・無塩素・無刺激・ノンアルコールで安心
形状:液体
対応機種:気化式、超音波式に使用可
使用容量:タンク1L=10ml(100:1)
コスト:1Lあたり約40円
除菌消臭スプレーも作れます。
シュシュキッキドロップス300ml
有効成分:ミネラル、水
形状:液体
対応機種:全ての加湿器に使用可
使用容量:タンク1L=5ml(200:1)
コスト:1Lあたり約30円
除菌消臭スプレーも作れます。
無添加・無塩素・無刺激・ノンアルコールで安心人体に害のある成分は一切入ってないので赤ちゃんのいらっしゃるご家庭でも安心して使えるが、水道水に含まれる塩素やミネラルと反応して、カルキが黄色く変色することがある。
定期的なお掃除でクエン酸で掃除すると取れる。
GREEN TEA LAB グリーンティラボ 抗菌水 アロマウォーター
有効成分:カテプロテクト(カテキン)
形状:液体
対応機種:超音波式加湿器のみ使用可
使用容量:タンク1L=5ml(200:1)
コスト:1Lあたり約25円くらい
界面活性剤不使用
お茶の天然成分なので安心。
ジャスミンティー、サクラなど6種類の香りを選べます。
銀イオンパワー加湿器キレイ
有効成分:銀イオン
形状:袋状
対応機種:タンク式の加湿器に使用可
商品が取り出せる加湿器なら全てOK
使用容量:タンク1.5Lに1袋
コスト:6ヶ月間持つのでコスパは良い方。
タンクのサイズにより数を増やします。三個パックだとさらにお得。
水を入れたり、替えたりする度に除菌剤を入れなくていいので楽。
あなたのお使いの加湿器にあった除菌剤は見つかりましたでしょうか?
まとめ
加湿器の除菌剤と言っても色々とあります。
まずは、お使いの機種を確認して、お好みの除菌方法をお選びくださいね。
除菌剤を入れても、定期的なお掃除(お手入れ)は忘れずにしましょうね。
キレイな加湿器で快適なお部屋ライフをお過ごしください。