冬は大気の乾燥と暖房による乾燥でカラカラ、夏はエアコンによる乾燥でカラカラ。
蒸し暑いようなイメージの日本ですが、クラーや暖房に入っていることが多い現代では、一年中乾燥に気をつけなければなりません。
特にアラフォーアラフィフの私たち大人女子にとってお肌に乾燥は大敵です。
なんて言ったって、シワや肌荒れの原因になります。
なので乾燥対策に加湿器は必須ですね!
加湿器は使ったことはあるけど、メンテナンスが大変で使わなくなった方も多いようです。
また、どれを買ったらいいのか迷っている方も多いようです。
そこで加湿器を選ぶ際の大事なポイントと、種類別メリットとデメリット、
なるべくメンテナンスが簡単な加湿器の選び方をご紹介いたします。
Contents
その加湿器は雑菌の温床かも?
加湿器は使ってますか?
また、どのような加湿器を使ってますか?
私が子供の頃は石油ストーブにヤカン方式でしたが、最近はマンションの管理規約などで使用できないおうちもありますね。
それに、灯油を入れる手間も大変ですし、家事も怖いし、小さいお子さんのいるご家庭では火傷の心配、
なので電気加湿器の方が安全なのですが、、、
まめなお手入れをしない加湿器のタンクの水には雑菌が繁殖するものです。
加湿器の水はプラスチック製のタンクに入れます、
水道水には除菌の為の塩素が含まれていますが、
数週間お掃除しないで使い続けると、雑菌が繁殖してしまうんです。
中でもレジオネラ菌が加湿器のスチームと共に部屋中に拡散され、それを吸い込むことで、健康に重篤な被害をもたらすとも言われています。
出来るだけ、定期的にお掃除をして、抗菌、除菌機能のついた加湿器を選ぶことをおすすめします。
そうですね、出来るだけメンテナンスフリーで、快適なうるおいのお部屋にしたいですよね。
まずは、加湿器の種類をご紹介いたします。
部屋の快適な湿度とリスクのある湿度
部屋の湿度によって快適さが変わるだけでなく、高くても低くてもリスクがあります。
設定が出来る加湿器の場合は40%〜60%に設定します。
設定ができない場合は湿度計をお部屋に置いてこまめなオンオフで調節することが必要です。
湿度が高すぎる場合のリスク
60%を超えると梅雨時期のような不快感に加えて、お部屋がジメジメしてしまいカビやダニの温床に!
湿度が低すぎる場合のリスク
湿度が40%よりも下がると、お肌の乾燥でシワや肌荒れの原因になったり、喉の調子が悪くなったり、ウイルスが活発になるので危険です。
加湿器の種類
近年では様々な方式の加湿器が販売されています。
5種類の加湿器方式
さらに分類すると3種類と2種類のハイブリッド方式があり、
それぞれにメリットとデメリットがあります。
1、加熱式(スチーム式)
電熱により水を沸騰させ、水蒸気として拡散する。
効率よく加湿するが、加湿のしすぎで窓が結露する事も。
お部屋も若干暖かくなるので冬向きで夏場は使えない。
電気代が高い。
火傷に注意!
沸騰させるので菌の繁殖がかなり、抑えられる。
水道水に含まれるカルキが結晶化するので1シーズンに1〜2度はクエン酸などでお掃除が必要です。
2、気化式(ヒーターレスファン式)
スポンジ状のフィルターに送風機で風を送り、気化させて加湿する。
消費電力は少ないが、ファンの音がうるさい事も。
雑菌が繁殖しやすいので、抗菌フィルターや定期的なフィルターの交換が必須。
空気清浄機と組み合わせの商品もあり。
3、超音波式
超音波によって水を微細な粒子にして放出。
音が静か。
消費電力が小さい。
熱源を使用しないので安全。
アロマオイルの使用が出来る。
繁殖した細菌雑菌などをそのまま放出するので、特に注意が必要。
4、ハイブリッド(温風気化式)
温風を使って気化させる。
濡れた服をドライヤーで乾かすイメージ。
効率的に加湿。
室温、湿度センサー搭載や抗菌の工夫がされている。
フィルターの交換や掃除は必要。
5、ハイブリッド(加熱超音波式)
電熱で水を温めながら、超音波で霧状にする。
60度くらいに加熱してから超音波で拡散するので衛生面で工夫されているが、完全に除菌されるわけではないので、定期的な掃除は必要。
この他に、
ハイブリッド方式の例外として、
除菌機能が独自方式のハイブリッド加湿器
有名メーカーは加湿器の除菌を考えて、独自の方法を発案されてます。
冬に限らず、夏場のエアコンでも空気は乾燥するので、一年中使えて、
メンテナンスが楽な商品を選ぶのも一択ですね。
ダイソン ハイジェニック ミスト(Dyson Hygienic Mist)
超音波式
UV-Cライトを当てることで、99.9%のバクテリアを除菌するウルトラバイオレットクレンズテクノロジーを搭載
フィルターのお掃除不要!
サーキュレーターの機能も備わっているので、送風機としても加湿器としても一年中使える。
静音。
加湿効率が良く、部屋中に満遍なく加湿する。
4万円代で、お値段が高い。
カルキの白い粉が出るという意見もある。
パナソニック(Panasonic)
ヒーターレス気化式加湿機
ウイルスを無力化・除菌する「ナノイー」を搭載。
”ナノイーでお肌の水分量が2倍、うるおいスピードが3倍にアップ。”(パナソニック公式サイトより引用)
省エネ
静音
フィルターのお手入れ頻度が少ない。
2万円代で、お値段が高い。
大容量。
シャープ(SHARP)
空気清浄機&加湿器ハイブリッド気化式
独自の空気浄化技術「高濃度プラズマクラスター」を搭載。
「Ag⁺イオンカートリッジ」で、タンクやトレーのぬめりやニオイの原因となる水中の菌を抑制(1年一回交換)
加湿をしていないときは、加湿フィルターが送風で乾燥されるため、フィルターを清潔に保つことができる。
加湿器と空気清浄機の2役で2万円代はお得。
※加湿空気清浄機は、他にもパナソニック、ダイキン、アイリスオーヤマなどからも販売されてます。
加湿器のメンテナンス方法
加湿器は基本的に水道水を入れるので、カルキの除去と、雑菌のお掃除が必要です。
このメンテナンスは機種によって頻度が変わりますが、特に除菌効果のない加湿器の場合は最低でも週に一度はお掃除が必要です。
毎日タンクの水は、残っていても交換するようにしましょう。
クエン酸を使ってお掃除
加湿器の汚れはカルキと雑菌、お掃除にはクエン酸を使います。
クエン酸とはお酢やレモンなどと同じ酸性の成分で、カルキや雑菌などのアルカリ性の汚れを中和させ、除菌効果もあります。
触れても無害なので安心して使えます。
取り外せるフィルターなどの部品は外して、洗える部分はブラシで軽くこすり洗い流します、
その後にクエン酸液に1〜2時間ほど浸しておきます。
水1Lあたり クエン酸 約6g
電気部分にクエン酸液を付けないように気をつけてください。
故障の原因になります。
掃除のあとに成分が残らないようによくすすぎます。
まとめ
どの加湿器も一長一短ありますが、どれも定期的なお手入れは必要ということですね。
加湿器は冬だけのものではなく、実は夏場のエアコンによる乾燥もアラフォーママには大敵なので、一年中使える機種がおすすめです。
出来るだけ、除菌機能が付いているものを選びたい。
我が家はシャープの加湿空気清浄機をリビングと寝室で使ってます。
5年以上使ってますが、一ヶ月に一度クエン酸で掃除をするくらいで、匂いが気になった事はありません。
交換の目安は10年なので長いですね。
空気清浄機をすでに持っているので加湿器だけ欲しいなら、パナソニックのヒーターレス気化式加湿機か、ダイソンがメンテナンスが楽ですね。
せっかくお肌の為に加湿をするのに、お部屋に雑菌を撒いてしまっては元も子もありませんよね。
若々しくお肌の状態を保つ為にも、家族の健康の為にも、
こまめなお掃除で、快適なお部屋の湿度を保ちたいですね。
きらめき研究所のシトリンでした。